あまごへのこだわり
良いあまごとは
- 朱点があざやかで、パーマーク(魚紋)がはっきりしていること。
※あまごの朱点とパーマークがはっきり見えているのがあまごの本来の姿です。 - 成長がよく、卵を多く産むこと
- 病気にかかりにくいこと

天然と養殖
このように聞くと、「天然」の方が聞こえが良いのかも知れませんね。
しかし、水質や環境の変化により、どんどん天然のあまごの素晴らしさが失われつつあります。
本来の姿のあまごを作り上げたいと念願して、魚紋、朱点とともに鮮やかで、体型の整ったものを選び別養して親魚を養成しようとしたのが先代が養殖を始めたきっかけでした。
あまごの養殖を思い立ったのは昭和43年頃。
渓流釣りが好きで、あまご釣りに出かけていましたが、渓流釣りの人口も増え、目指すあまごが釣れなくなりました。
にじますのように採卵してあまごの稚魚を作れないかと県水産課に相談したが「あまごは無理ですよ。にじますでもやってみたら」との答え。
当時、あまご養殖の参考書は図書館にも皆無だったのです。
